保険に関するお知らせ 2016.04.19 UpDate

TUESDAY APRIL 2016

地震と保険

こんにちは、保険担当の三原です。

熊本地震

4月14日から発生している「熊本地震」は今も余談の許されない状況が続いており、テレビやラジオ、新聞でもその状況を伝えるニュースが連日報道されています。海外でもエクアドルでは震度7.8という大地震が発生し、死者400人を超える甚大な被害が出ています。どちらの大災害も現時点では完全な終息とは言えず、被害はさらに広がるものと思われます。

日本は地震大国であるが故に、また東日本大震災の記憶の残る頃でもあり、今回被災していない地域の方々も今後の対策を考えさせられることです。

さて、こうした地震から大切な家を守るために地震保険があります。最近はよくテレビコマーシャル等でも目にすることもあるのではないかと思います。この保険はその名の通り、地震で家が倒壊したり、火事になった時に支払われるものです。
地震保険
では、生命保険はどーでしょう???

実は、多くの生命保険では、特例として、地震や津波といった災害で死亡した場合の保険金は支払われない(もしくは保険金を削減して支払う)ことになっています。皆さんご存知でした??
怪我や病気でなくなった場合は保険金が支払われます。しかし、保険金が支払われない特例の中に、地震や津波を原因とした死亡事故が含まれているんです。気になる方は、ご自身の保険の契約書や約款を読んでみてください。また、保険金が支払われない事例には、自殺や無免許違反など法律に違反した場合の死亡事故などがあります。
それはなぜかと言いますと、契約者に支払う保険金の源資となる保険料は全て統計上の死亡率で計算しているからなんです。その統計には地震や津波のように統計上読めない事故は計算出来ないので、大災害が起きて一斉に保険金を払ってしまうと本来の統計上の数字に狂いが生じてしまい、結果として保険会社が大赤字になり、場合によっては会社自体が傾き倒産してしまうかもしれないからです。
でもね、現実には阪神淡路大震災の時も、東日本大震災の時も、そして今回も、生命保険の死亡保険金は支払われています。それはなぜかと言いますと・・・
こうした大災害においては免責事項を特例として免除して、死亡保険金を支払うようにしているんです。新聞をよ~く読んでいくと各保険会社が大災害発生の直後に発表しています。
理由は2つあります。
1つは、被災者救済という社会貢献的観点から。
そしてもう1つは、自社のPRです。
どんな法人企業でも、営利目的であることと同時に社会貢献という義務を持っています。社会とともに、日本と共に、国民と共に栄えていくことが企業の存在意義ですから、こうした大災害時には被災者救済としてきちんと保険金は支払われているのが実情です。

しかし、ちょっと考えてみてください。

こうした特例が可能なのは、N本生命やS友生命やSニー生命みたいに大きい会社ならいいですが、そうじゃない小さい保険会社だったら・・・
これから先、こうした大地震が頻繁に起きてしまったら、はたして毎回保険金を支払っていくことは可能でしょうか???
あいおい生命の約款から抜粋

あいおい生命の約款から抜粋



ですから、「生命保険は基本として地震や津波では保険金は出ない」という事実を知っておいてください。
そして、家に掛けている「地震保険」についても、どれくらいの被害でどれくらいの保険金がもらえるのかきちんと調べておいてくださいね。

では本日はこの辺でm(_ _)m
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