宝塚暮らしニュース 2015.07.30 UpDate

THURSDAY JULY 2015

保険のお話 第6回~自然災害と損害保険~

こんにちは

保険担当の三原です。

第6回は「自然災害と損害保険」についてお話します。

私共の保険の仕事は皆様に保険に加入して頂く事と、ご加入頂いたお客様が事故にあったり、病気になった時の保険金の請求手続きを行う2つの役割があるのですが、この時期になりますとどーしても増えてくるのが自然災害での事故絡みの保険金請求のお問い合わせです。

台風

6月から10月、特に8月は日本に台風がやってくる本格的なシーズンです。ここ数年は思いもよらぬゲリラ豪雨からの床上浸水、土砂崩れ、急激な天候不順で大量発生した雷による被害など、異常気象がもたらす事故も増えてきております。

ゲリラ豪雨

ゲリラ豪雨



 

 

雷



 

 

竜巻

竜巻被害



 

基本的にはこうした自然災害が原因の事故は火災保険にきちんと加入していればしっかりと保険金で対応できる訳なんですが、保険金が出ると思っていたのに実際には1円も貰えなかった・・・なんてこともあるんです。今日はそんな保険金が貰えない一番多い事例をご紹介します。

 

事例:台風で横殴りの豪雨・気が付くと家の天井や壁から雨漏りが・・・保険金は出る?出ない?~

雨漏り

これ、実は毎年お問い合わせを頂く案件で一番多いんです。普段の雨ならばなかったのに台風の大雨で雨漏りが起きてしまい、壁や天井、場合によっては畳やフローリングを修繕するのに多額の費用がかかってしまう・・・

正解は保険金はほとんどのケースでお支払い出来ません。なぜでしょう?・・・

➀台風は風災OR水災?

まず、起きた事故の原因は何なのか?ということです。この場合は台風が原因になりますので、結果的に雨漏りでの水の被害だったとしても風害となります。ちなみに竜巻も風災です。

(ちょっとややこしいのですが、台風でも45センチ以上の床上浸水となると、床上浸水の定義をクリアしますので水災となります)

➁風災ってどんな事故?

一般的に多いのは、台風で瓦屋根が飛んでしまったとか窓ガラスが割れてしまったなどです。

➂今回のケースでは??

今回のケースでのキーワードは「普段の雨ならばなかったのに、台風の大雨で雨漏りが起きてしまった」ということです。

その原因が台風で何かが飛来して壁を壊したり、屋根を壊してそこから雨が室内に侵入したのならば話は別ですが、現実の事例ではほとんどの場合が、家の老朽化や何か外部的な損傷が原因で壁や屋根に傷みが生じており、台風の横殴りの雨がその傷みを教えてくれるかのように事故が発生しています。

お客様からすると、台風のせいで・・となるのですが、実際に事故現場で検証をしてみると台風のせいとは言えない事故が大多数を占めています。

④まとめますと・・・

火災保険は今回の例に限らず、明確な事故原因が保険金給付のキーポイントになります。例えば、地震で火事になった場合は原因が地震なので、普通に火災保険では1円も保険金は出ませんが、地震保険に入っているとOKです。今回の風災であれば、風が原因の事故ならば浸水でも保険金が出ますが、老朽化や既にある傷みならば保険金は出ません。

ということで、火災保険に入っていてもお家のメンテナンスは定期的に行いましょう!ついでに生命保険に入っていてもお体のメンテナンスも忘れずに・・・

 

次回は生命保険絡みで先進医療についてお話します。

ではまた!

 
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