ピカピカの一年生
始めて買ってもらった「ランドセル」は当時の私にはキラキラ光って見えて、嬉しくて嬉しくて、鏡の前で何度も背負って・・入学式が待ち遠しかったことを覚えています。
当時は男の子は黒、女の子は赤のランドセルしかなくて、制服と正帽があって、皆同じ格好で学校に行ってました。
今、小学校3年生と5年生の私の息子は青色と茶色のランドセルで、好きな服を来て毎日学校に行っています。
昔を思うと、皆それぞれの個性があって、時代はかわったなぁ~と思います。
この前新聞で、子供は小学校の入学で格差社会を知ることになる・・といった記事を読みました。
昔は皆同じ制服を着て、同じランドセルを背負って・・皆が同じでした。
でも今は、お古のランドセルもあれば、マイカルで買った3万円位のものもあれば、特注の5万円のもの、もっと高い高級なものもあります。色も沢山あって、親の好み、子供の好みも様々です。洋服も兄弟のお古もあればブランドの服もあります。

子供ながらに小学校という初めての大きなコミュニティの中に入り、自分と周りとの違いを知ります。
大人のせかいでも、勝ち組とか負け組とかよく聞きます。
子供のせかいでも、きっと似たようなことが起きてるのでしょう。
皆と違うから浮いてしまう・・・
皆が持っているゲームを持っていないから、仲間の輪からはぐれてしまう・・・
今の子供のせかいでは、そんなきっかけが昔のそれより沢山あるのかな、と思います。
それがきっかけで、皆が同じ方向を向いてしまい、子供が個性を無くしてしまうことが無ければ良いのですが・・・
それがきっかけで、皆からはじき出され、ひとりぼっちになることが無ければ良いのですが・・・
それがきっかけで、昔よりイジメが増えるようなことが無ければ良いのですが・・・
はたして良いのか悪いのか?私にはわかりませんが、個人的には「昔は皆いっしょでよかったなぁ、親も毎日の洋服を買ったり選んだりする必要が無かったので楽だっただろうなぁ・・」と思いました。
宝塚暮らしの三原でした。
今日はちょっと独りごとを書いてみました。
ではまたm(_ _)m